昭和49年9月1日に大きな被害をもたらした多摩川決壊から40年が経ちました。ちょうどその決壊した同じ場所で水防訓練を行いました。
今回の訓練では
1.市及び防災関係機関の水防工法技術の練磨
2.災害対策本部を中心とした水防体制の強化
3.市民の水防意識の向上
を訓練の目的として掲げて行われました。
実施内容としては、地域住民による身の周りの物による住宅簡易水防工法や、地域住民による要支援者の避難行動支援など様々な水防の工法を学ぶことができました。
また、展示体験エリアでは企業のご協力を頂き、巨大な扇風機で風速25mの風を体験するコーナーや、炊出しコーナーが設けられていて、多くの方が体験することができました。
こうした訓練や体験をすることで、自助・共助・公助の大切さを実感することができました。行政、消防署、消防団、警察署、自衛隊、そして市民が一緒になって訓練することは、顔と顔が見えるつながりを深めることになり、安心・安全につながったと感じる一日となりました。